最後の記事を残したままだった、2020年10月の九州の旅シリーズ。前回はこちら↓
福岡空港からのフライト、これこそが今回のメインディッシュというのは前回記したところ。夕食提供の時間帯の便を、特便レベルの価格で抑えるのはなかなか難しく、日頃からこまめにチェックしていく中で空いたところを抑えたのが今回の旅に繋がった。
さて、搭乗開始の少し前にゲートに向かった。
18時発の羽田行き。ここらへんの時間の便は羽田に着くのが20時前と遅くなりすぎないため、都合が良い。
JALもこの頃から優先搭乗が2段階になった。JGC持ちは2番目のボーディングになります。ファーストクラス搭乗客に関しては、ダイヤモンドなどと同じ扱いで、ファーストクラスに対する位置付けがよくわかる。というのも、ANAのプレミアムクラスはSFCと同じような扱いなので。
今回のシップはB777-200。
JAL国内線のファーストクラスの設備には2種類あり、B777とB767に搭載されているものと、A350とB787搭載されているものでは内装が大きく異なっている。今後は後者の方が標準となるそうなので、今回の旅はB777かB767を狙っていたのでした。ところが、まさかのまさか、この数ヶ月後にはB777がエンジントラブルを起こしてしまい、PW製エンジンを使用している国内線用B777は運行停止となってしまった。そのため、図らずもこの搭乗がB777の最後のファーストクラスとなってしまった。
ファーストクラスの白い座席。赤絨毯に白い座席、所々の木目調。国内線の上級クラスのシートで一番好きな座席。
今回は初めて窓側の席を確保できた。
ファーストクラスでも2列目以降ならば、前の座席の下を荷物置き場に使える。
ファーストクラスに早々に乗り込んだため、窓の外を観察しながら出発を待った。隣には、国内線に就航して一年程度のB787が駐機していた。
プッシュバック。ターミナルが新しくなってから展望デッキに行ったことはないが、多くの人が飛行機ウォッチングしていた。
いつも通り、滑走路16から離陸。
離陸して2、3分も経てば雲の中である。
では、お食事のお時間。
羽田発と羽田着でメニューが違う。今回は右側。
ドリンク一覧。洋酒はシャンパンかと思っていたのだが、それは勘違いでスパークリングワインだった。
今回の夕食。
洋食中心で、最初に飲み物を聞かれた時も「洋食のメニューとなっておりますが」との前置きがあったのだが、JALのファーストクラスに乗ると決まってから飲みたかった、焼酎「森伊蔵」をいただいた。洋食に焼酎の組み合わせだったので、降機時にCAさんに「森伊蔵は合いましたか?」と聞かれたが、私にとってはマッチしていたように感じた。
洋食なので、手遅れですが食後に白ワインをいただいた。
減便中でスムーズな飛行だったからか、かなり早いペースで羽田に接近。あっという間にシートベルトのサインが点灯した。19時過ぎていたので特に都心を通ることもなく、南から羽田にアプローチ。
18分の早着。羽田が混雑していてなかなか定刻に到着しない時間帯だが、全体的に早着している。
飲んで食べてあっという間に羽田に到着した復路だったが、B772でJALファーストクラスのふかふかシートに身を任せ、渾身の夕食を楽しむことができた。久々に乗りたい衝動に駆られたファーストクラスに乗るのが目的だったが、結果的にB772での乗り納めとなり、搭乗する機会が得られて良かった。
おしまい。
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