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2021年11月:丹後若狭の鉄道旅(その4:宮舞線に初乗車)

豊岡から宮豊線に乗車し、宮津駅にやってきた。前回はこちら↓

宮津駅で20分近く待つことになる。駅構内には特に何もないため、ホームでぼんやりと待つほかない。ほとんど人のいないホームで、ウロウロしながら時間を潰すことになった。

しばらくすると、福知山から、そして西舞鶴から立て続けに列車が到着した。

左は西舞鶴からやってきた、前照灯が特徴的な一般列車。30年選手だが、リニューアルを受けてまだ活躍している。そして右は福知山からの列車で、こちらは令和に入ってから運用開始された新しい車両。

最後に、これから乗車する列車が入線してきた。3列車が同じ時間に並び、宮津駅での乗り継ぎがうまく図られていることが伺える。

これから乗車する列車も、30年選手。

車内に空席はあったが、30分ほどの乗車なので立ち席で景色を見ながら過ごすことにした。これから乗る宮舞線の車窓は、京都丹後鉄道の中でも一番良いと思われたからでもある。

宮津駅から次の栗田駅までは、開けた景色。

栗田駅を出てから次の丹後由良駅までの区間は急に緑に囲まれた景色になった。

写真にはうまく撮れなかったが、丹後由良駅までは完全な山の中を走っているわけではなく、海岸沿いを走っている。標高もそれなりで、左側には眼下に海が広がっている。所々、木々が無い区間で見える海の眺望が良かった。(前面ではなく、左車窓に張り付いていれば良かった)

そして、宮舞線のもう一つのスポットが、丹後由良〜丹後神崎にある由良川橋梁。

由良川橋梁は、由良川の河口付近に架かっている。海の上6mという低い位置にある橋を単行列車がのんびりと走る姿が、撮影ポイントとして有名になっている。河口付近なので、見る角度によっては海の上を走っているようにも見える。乗っている側からしたら、海の上を走っているように見えるとか見えないとか。

最後の方はまた盆地を下っていった(後方展望)。

駅に到着する頃、なんか見覚えのある車両があると思ったら、野晒しになったタンゴディスカバリーが痛々しい姿で保管されていた。

13時01分に西舞鶴駅に到着。側線にはタンゴディスカバリーがもう1編成止まっていた。

西舞鶴駅からは再びJRに乗る。隣の東舞鶴駅からJR小浜線に乗り、敦賀の方に抜ける算段である。西舞鶴駅の京都丹後鉄道の駅舎は豊岡駅と同様で、JRの4番線のホームに直接出られる乗り換え口が設けられている。4分しか乗り換えがないうえに、一本だけ停車していた”おそらくアレに乗るんだろう”的な電車が跨線橋を渡った先の方に見えたため、とりあえず急いで乗り換えた。

西舞鶴の駅名標。舞鶴線は山陰本線の綾部駅を起点として東舞鶴駅までを結ぶ26.4kmの短い路線。未乗路線だが、今回はその最後の一区間のみ乗車する。

乗車するのは緑一色の113系。今や223系が関西圏に留まらず北近畿地方にも進出しているものの、まだまだ115系が活躍している。車内は盛況で座れなかったが、一駅なので立っていても特に問題ない。

13時12分、東舞鶴駅に到着。2両の電車から吐き出された乗客が、ゾロゾロと改札の方に向かっていった。

(続く)

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