前回のラウンジ巡り↓からの続き。
長い旅行もいよいよ大詰め、飛行機に乗って帰国する。
今回は19時15分発の羽田行き。これから夜を迎え、羽田に着くのは15時である。飛行機の中でどう過ごそうとも、家に帰って少し我慢すれば布団の中で思う存分に眠ることができる。このスケジュールなら翌日からの会社もバッチリである。
ゲートまで少し距離あるよー、という案内をもらったのだが、ものの5分ぐらいでゲートに着いてしまった。
ターミナル3のゲートは待合室方式になっていた。入り口で搭乗券とパスポートのチェックを受けてから、待合室で待つことになる。商業エリアを出ると、搭乗エリア側には一切お店がないので、可能な限りギリギリまで時間を潰してから来た方が良さそうだ。念の為で早く来てしまったため、ここでも待ちぼうけ。
ようやく搭乗開始、優先搭乗が始まった。小さい窓から今回乗る機材がちょこっと顔を出している。帰りはB773。
機内に入った時に、自分の前を歩いた人を見てCAさんが驚いたリアクションをしていたのだが、有名人とかだったのだろうか?ということがあったのを思い出したのでとりあえず書いてみる。
今回は非常口座席。ここまで海外旅行では当たり席が続いてありがたい。
出発待ちの間、せっかくなので国際空港の雰囲気を味わうために外の観察を怠らない。隣はフィンエアー、その向こうにはキャセイパシフィックが駐機していた。ワンワールド系のターミナルっぽさが出ている。
順番待ちかなんかで出発が遅れていて、離陸までに結構な時間がかかった。その間も観察。
A330-300、 スリランカ航空。一目見た時に「おっA350か?」と思って撮ってみたものの、とりあえずテールの形状はA350ではない。あとでレジ番を調べるとA330だった。エアバスの見分け方は未だにわからない。
エミレーツのA380。エミレーツはA380とB777しか保有していない、スケールの違う航空会社だが、今後はA350なども導入するらしい。
窓の外をしきりに見ていたら、向かい側に座っていたCAさんに「離陸までお待たせして申し訳ございません」とお言葉をいただいた。こちらとしては、希少な海外旅行なので物珍しさを感じていただけだが、すっごいイライラしているように見えたのかもしれない笑。書いていただいたログブック上のコメントでは「飛行機好きなのが伝わって・・・」とあったので、誤解は払拭されたようだ。
離陸後。さらばロンドン(ロンドンはほぼ夕食と宿泊だけだが・・)。友人の縁あって、イギリスには9ヶ月あけて2回も訪問する機会が得られた。今度旅行する機会があったら、イギリスの経験を糧にして少し違った地域に行ってみたい。
離陸後2.5時間ぐらいで夕食。そば、味噌汁といった日本のものが出てくるとほっとします・・・という心境には不思議とならなかった。今回は現地食が良かったため、まだまだ行けそうだった。
帰りの飛行機は特に「寝なければ」などといったプレッシャーはないため、身体の声に従って、ビデオプログラムを見たり寝たりしながらダラダラと過ごした。
飛行機に飽きてきた頃、着陸前の軽食。白米と鮭、卵焼きというこれまた日本食。写真を振り返って、この時はアルコールでなかったんだと意外に思ったが、おそらく喉が渇き気味でスカイタイムを欲していたのかと思う。喉が乾いてしまうのは、B777だからだろうか?
蓋をオープンした所。
出発から12時間ほどで羽田空港に着陸した。国際線では初めての羽田空港への帰国。出発時の遅れを引きずって(少しは回復したかな?)18分の遅延だった。
到着は113番スポット。出口にわりかし近いスポットであり、入国審査や税関もスイスイ進み、荷物もターンテーブルが回ってから早々に出てきたので、かなりスムーズに出ることができた。
荷物を受け取る際、「ロンドン」の表示だけ見て30分前に到着したANA便の方でずっと待っており、スタッフさんに「もう全て荷物は出終わりましたけど、まだ受け取られていませんか?」と言われた恥ずかしい出来事があった。トイレの個室に携帯を忘れたりもしたし、帰国してドッと疲れが出たようだ。家に帰って夕方からグダグダ過ごして疲れを癒した。
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これで21章にも渡ったベルギーとロンドンの5日間は終了。少しずつ海外を出歩くことに慣れてきて、だんだん「またすぐ旅行したい」と思うようになってきた。海外旅行の魅力に取り憑かれ始めたようだ。
しかし、これを書き始めた時点で既に海外旅行に行けない状態となってしまい、2020年に計画していた旅行も中止となってしまった。また気軽に海外に行ける日常が戻ってほしいと願ってやみません。
(おしまい)
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