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国分寺→池袋を西武線で行ってみた

西武鉄道といえば池袋線、新宿線の二大幹線が有名ではあるが、数多くの支線も走っている。池袋線系統では秩父線・豊島線有楽町線・狭山線、新宿線系統では拝島線・多摩湖線・国分寺線・西武園線・山口線、そしてこれらとは独立して多摩川線と、10の支線がある。さすがは第5位の営業キロを誇る私鉄なわけである。今回はそんな支線の一部に焦点を当てたレポとなる。

とある休日に中央線沿線から池袋に抜ける用事があったわけだが、セオリーでは中央線→新宿→埼京線etcが一般的ではあるものの、新宿周りを通るのが面倒だと感じてしまったため、国分寺から西武線を使って抜けることにした。

西武線で国分寺から西武池袋線に出るのも、国分寺線で東村山に出て新宿線に乗り換えるのが一般的ではあるが、このルートは西武線沿線に住んでいた時代に嫌というほど乗った経路。ならばと、久々に多摩湖線の方を周っていくこととした。

目次

国分寺→萩山(多摩湖線)

国分寺駅の西武線の改札は2箇所ある。多摩湖線へは、JRと並ぶ方の改札(北口から入ったら右手の方に見える改札)から入ることになる。別の改札でも行けないことはないが、面倒なことになるので注意されたし。

西武線の改札を入ったところ。右奥の方に、多摩湖線乗り場へと続く通路が伸びている。なお、ここを下に降りると国分寺線のホームである。

ちなみに国分寺線は中央線と並行してホームがある。JRから乗り換える前に撮った写真だが、この時は2000系が停車していた。

さて、多摩湖線への通路を行くと、1面1線のホームが見えてきた。先ほどの国分寺線に比べるとターミナル感がある乗り場となっている。すでに停車して待っていたのは9000系。池袋線から姿を消したかと思ったら、こんなところにいたのか。

多摩湖線の終点は、多摩湖駅。昨年に西武遊園地駅から改称されている。種別幕の部分は必要ないからか、車体の色と似た色にして同化が図られている。

池袋線の名残はこんなところに。ドアの上の停車駅案内が、まさかの池袋線時代のまま。多摩湖線内だけの運用なので、あってもなくてもさほど大きな問題ではないとは思うが。

ドア上の電光表示の案内なども池袋線時代から変わらず。ちなみに写真は一橋学園にて交換している際に撮ったもの。昔は一橋大学があるからか、かつては国分寺〜一橋学園の一駅だけの区間列車も存在していた。

国分寺から一橋学園、青梅街道と止まっていき、右手から拝島線の線路が近づいたら萩山駅。

萩山駅の駅名標。

とりあえずここで一旦下車した。

昼間の多摩湖線は半数がこの萩山駅で折り返してしまい、ここから先は通常20分間隔となってしまう。しかし、先ほどの国分寺の発車標では次の10分後の電車も多摩湖行きだったので、ここで一本見送って次の電車に乗り継ぐことにした。ここら辺で、この日はベルーナドームで野球があるのだなと勘付くのだが、ダイヤについては西武時刻表が手元にないと把握しづらいところがある。

乗っていた電車は多摩湖に向けて出発していった。まっすぐ行くと多摩湖線、左に消えていく複線が拝島線である。

萩山駅

萩山駅は新宿線と多摩湖線がクロスする。

多摩湖線は1番線と3番線を使用から発着している。多摩湖行きは1番線、国分寺行きは3番線を使用しているが、萩山⇄国分寺の区間運転は1番線を使用して折り返している。国分寺方面の線路は駅の途中で分かれており、その関係で配線は少々特殊な構造をしている。

3番線の西武新宿方面を見ると、このように分岐が始まっている。カントが緩いからか、こちらには三島駅のような切り欠きは無い。

2番線をかすめるようにして通過し、3番線からの線路と合流して国分寺に向かう。こちらは車体が接触しないようにホームが削られている。

拝島線、多摩湖線共に1時間6本の運転なので、次の電車を待つ間に各方面の電車を一サイクル分、見ることができる。

拝島方面からやってきた30000系。

拝島方面へ向かう2000系、リニューアル工事済みの編成。

多摩湖からやってきた国分寺行き9000系、赤色。次に乗る多摩湖行きの電車とこの駅で交換する。

萩山→多摩湖(多摩湖線)

萩山からは再び9000系に乗って多摩湖へ向かう。やってきたのは一橋学園ですれ違った、ライオンズカラーの車両であった。

前面展望をしてみた。萩山駅を出ると各ポイントで線路を右側に渡っていき、本線に合流していく。単線となったらそのすぐ先が次の八坂駅である。このあたりで八坂駅のホームと屋根が視認できる。

八坂を出て、次の武蔵大和までの間には、複線区間が存在する。10分間隔での運転時にはここで行き違いができるようになっている。最初に乗ったイエローの編成がやってきた。

武蔵大和駅は、先ほどの八坂駅と同様に一線スルー形式の駅。住宅街から、だいぶ雰囲気が変わってきた。

丘陵沿いをクネクネとゆっくり進み、終点の多摩湖駅に到着した。多摩湖線部分は1面2線のホームとなっている。

奥には山口線が待機していた。

西武遊園地に近い多摩湖駅の駅舎。この出口の先の歩道などは西武遊園地の仕様になっているのだが、現在はこちらから遊園地に行くことができない。西武園線の西武園駅まで徒歩10分ぐらいで行けそうだったので、そちらに出ても良かったような気がする。

多摩湖→西武球場前(山口線)

再び駅に入場し、今度は山口線を目指す。

改札の先には、先ほど乗車してきた9000系。

ちなみに、多摩湖駅は2路線が平面乗り換えできるようになっている。時刻表上は山口線が1分後に発車するようなタイトスケジュールになっているが、十分に乗り換えられるようになっている。この時は駅員が山口線への乗り換え客を確認し、すべての乗り換えが済んでから発車していった。

山口線の駅名標。

山口線側からの駅の様子。山口線は案内軌条式鉄道となっており、コンクリートの上をゴムタイヤで走る形式。案内軌条は側面にある。

駅は半分トンネルの中。

程なくして、西武球場前から列車がやってきた。この日は野球開催日なので、山口線は10分おきの運行となっている。お気づきかとは思うが、先ほどの多摩湖線から接続する列車から一本落としている。

車内はオールクロスシートとなっている。車体自体が小さいので、背もたれもローバックである。

先頭もかぶりつき席がある。遊園地帰りの子供たちには人気な席だろう。

多摩湖を出発した時点では先頭側の車両には人がいなかったが、西武ゆうえんち駅からそこそこの人数が乗り込んできた。西武ゆうえんち駅は、昨年まで遊園地西という駅名であり、私の世代の西武園線民にはこちらの方が馴染み深いだろう。

西武ゆうえんち駅の次は終点の西武球場前駅だが、この区間は比較的長い。10分間隔での運行時には途中の信号場にて行き違いが発生する。すれ違ったのは、またもや違う塗装の編成。

止まっている時に撮ることができなかったが、ゴムタイヤと給電の様子を見ることができる。

車窓は基本的には右手のゴルフ場ぐらいで、あとはこのような中を走っていた。

右側の眼下に西武球場前のホームが見えてきた。

終点の西武球場前に到着。ここは1面2線のホーム。

山口線のホームは一段高い位置にあり、西武球場前駅の改札側から見ると、通路を上った先に独立して設置されている。

西武球場前→池袋(狭山線・池袋線)

西武球場前の狭山線のホームは3面6線。普段は1面しか使用しないのだが、野球開催日にはフル活用される。

この日は1時間以内にも野球が終わる状況であり、運用が決まるまで待機している列車がずらりと並んでいた。なお、野球の臨時ダイヤについては予めパターンが決められており、その中から実際に終了した時刻に合わせて運行するダイヤを決めるようになっている。ずらりとプールした列車を無駄なく使いこなさなければならないので、野球の進行状況に合わせた正確な判断が求められる。ここら辺は何十年も野球輸送をしている西武なら慣れたものだろう。なお、一番奥に止まっている001系の特急のみは予め時刻が決まっている。

次の発車は17時発の準急池袋行き。まだ野球は終わっていないようなので、こちらでさっさと池袋に向かってしまうことにする。ちなみに、ここで野球が終われば約15分おきの列車の間に臨時列車が挟まっていく形になる。

それにしても、いつの間にか並ぶ列車がステンレス・アルミ車ばかりになったものだ。

乗車する準急は2000系。野球が終了した後でも先頭まで来れば結構空いていることが多いので、もし野球観戦された際は後ろに留まらずに前に前に行くことをお薦めする。(西所沢で小手指方面からの優等への乗り換えなども状況判断できると楽に帰れる)

下山口で、次の本川越行きになるであろう車両を確認して、あとは池袋まで爆睡していた。

(おしまい)

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