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早朝の札幌便(NH987便)搭乗記【2023年7月:積丹ブルーを目指す旅−1】

数年前から無性に行きたかった神威岬。日帰りでもなんとかなりそうだったので、行けるうちに行ってしまおうと思い、7月に行ってきた。

神威岬は積丹半島の先っぽにある岬。鉄道の駅から離れているが、車などを運転する技術を持たないため、バスで向かうことになる。バスは基本的に小樽駅から出ている。全てのバスは余市駅を通るし、1本だけは札幌からの高速バスとして運行されているので、ある程度カスタマイズは可能のようだ。なお、冬季期間は終点の神威岬まで運行されないので注意されたし。

神威岬までバスがあるのは良いものの、いかんせん本数がとても少ない。2023年時点で神威岬まで運行されるバスは、小樽駅を9:00、10:43、12:00に出る3本しかない。東京から日帰りしようと思ったら9:00発には間に合わないので、10:43発に乗るのが自然だろう。(10:43と中途半端なのは札幌発のためである。札幌〜小樽は電車のほうが速いので、時間に余裕がなければ小樽まで電車で先回りした方が良いだろう)

小樽10:43発に間に合うためには新千歳空港を9時6分に発車する快速エアポートに乗れば良いので、飛行機の選択肢は以下の3つに絞られた。(JALは6:30発のみでB737なので選択肢から除外)

①6:25→7:55(NH987:A321)、②6:55→8:25(NH4711 ADO運航:B767)、③7:00→8:30(NH51:B773)

行くのを決めたのは出発の4~5日前。③はプレミアムクラスが満席で、B773の普通席となると降機に時間がかかりそうなので、遅延の可能性を考えると無し。第一希望①、第二希望②で考えていたが、予約する時の空席は②に1席のみという感じ。とりあえず②を抑えておいた。12年ぶりにAIR DOに搭乗するのでそれはそれで楽しみにしていたのだが・・・当日の朝4時に目が覚めたので空席をチェックしてみたら、始発便の①に空席が出現していた。これはラッキーと思い、早速①に変更。ちなみにプレミアムクラスにも空席が出ていたが、なんとなく飲食する気分にもならなかったのでパスした。ここ数年の、余裕で飛行機を取れた状況に慣れてしまっていたせいか、思わぬ盛況ぶりに驚いた。

というわけで、朝早く起きた流れでのんびりと支度を済ませ、空港にやってきた。

今回はプレミアムチェックインから潜入。よく見ると、「一般レーンにもプレミアムメンバー用の入り口作ったからそちらも使ってね」との案内が立っていた。2019年にも繁忙期にこういう対応を見た事がある。平常時も、プレミアムチェックインが混雑して一般のレーンがガラガラという状況によく遭遇していたので、一般の方に流すのは理にかなっているか。 

少し余裕があったので、ラウンジにも立ち寄り。始発で羽田空港に来た時は数人しかいないという状況が多かったが、今まで比べればやや人も増えたようだった。

普通席の後ろの方を取っているため、少し早めにラウンジを後にして搭乗口に向かった。出発は60番搭乗口。A321という小型機ながら、北ピア側のラウンジ目の前と好位置が割り当てられているあたり、札幌線は恵まれている。

機材はA321。

後ろのコンパートメントは先客1名の状態だったので、ずらりと並ぶ3列シートを撮ってみた。

右側の後方席に着席。窓の外には出発を待つ飛行機がずらりと並ぶ。右奥に見えるAIRDOの機体がADO51便、すぐ隣に駐機しているB773はNH51便であり、本機に続いてこの順に新千歳行きが出発する。お先に〜♪

離陸の時はいつも窓に集中するが、なんとなく写真を撮ってみた。改めて写真をみると、16Lで離陸したようだ。

我らが千葉ロッテマリーンズが本拠地としている千葉マリンスタジアムを見ながら、北に針路をとっていく。ビジター中心に行くので、マリンにも数年ぐらい行ってない。

機内ではずっと読書していた。気づいたら、下北半島の東側の、なだらかな海岸線が見えていた。

そして見えたきた北海道の大地。

機内の様子、朝早い便にも関わらずほぼ満員。ただ、自分が座った3列シートは隣が空席だった。ありがたい。

飛行経路を眺めていたら北側に回り込んで着陸するルートっぽかったので、着陸まで外の観察。4月に通った室蘭本線の線路が見え、その中のどこかの駅。航空写真と見比べてみたら、どうやら三川駅っぽい。

鉄道の高架が見えたので、おそらく千歳駅周辺。

AIRDO機のお隣にスポットイン。新千歳空港のこちらサイドに来たのは初めてだ。

降機後は、特に他に用事がないのでそそくさと地下のJR乗り場に降りて行った。(次回へ続く)

〜ここまでの行程〜

HND 6:25→ CTS 7:55 NH987便

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