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2023年4月:石北本線リベンジの旅(その1:JL565 HND→MMB)

石北本線への乗車を目的に、北海道へ行ってきた話。

冒頭に、なぜリベンジなのかを軽く触れておく。札幌から帯広、釧路、網走と反時計回りに北見まで鉄路を辿ったのが2016年。その時に残した、北見〜旭川の石北本線部分を乗ろうと出かけたのが2018年のこと。ここで乗れていれば問題なかったのだが、あいにく「石北本線 運休」の知らせに屈し、飛行機で迂回することになってしまった。今回は、北見〜旭川間の乗車に再び挑戦しようということで、リベンジなのである。なぜこのタイミングなのかというと、2月ごろにテレビでたまたま石北本線の風景を見て再燃したからである。前回の運休理由は「雪解けによって地盤が緩み、線路に土砂が流入した」からであるが、4月ならば大丈夫だろうか。

今回も、前回と同じく女満別空港へ飛び、北見→旭川の向きに乗車する。理由はいくつかあるのだが、ちょうど昼間の良い時間に「特別快速きたみ」が走っているのが1番、そして北海道からの帰りの飛行機は新千歳から飛んだ方が、ラウンジや夕食の関係で良かったことが2番、といったところだろう。というわけで、女満別空港から入って、石北本線に乗り、新千歳空港から帰るルートにすぐ決まった。もちろん日帰りである。

というわけで、出発は羽田空港。

出発は第一ターミナルということで、JAL便に搭乗する。女満別行きは7時10分発であり、早い時間に出発できるのがありがたい。ADO/ANAの便があればそちらにしたかったのだが、調べてみると通常は午前便の設定がないようで、札幌乗り継ぎで10時過ぎに着くというスケジュールになるため、断念した。

空港には6時30分ごろに到着したため、ラウンジに立ち寄った。今回はサクララウンジのため、ここで朝食とはならなかった。

サクララウンジの様子。比較的早い時間のため、人もまばら。明るい内装のANAラウンジと比べると、随分と落ち着いた雰囲気に感じる。最近は席がぎっしり詰まったラウンジに行く機会が多かったせいか、空間にとてもゆとりがあり、スカスカした印象を持ってしまった。(混まなければ有難いのだが)

サクララウンジをよく使っていた頃、お気に入りにしていたエリア。

個室のような空間に、このような座席がポツンとある。ここに座って作業すると人の姿が視界に入らないため、まさに一人の時間を過ごしている感覚。なかなか贅沢な座席で、思わずダイヤモンド・プレミアラウンジと入り間違えたかと思ってしまう。今回写真を撮ったので初めて気づいたのだが、後ろにコンセントがあった。

窓側のカウンター席もお気に入り。一時期、B737-800が多いなあと思った頃もあったが、この時はA350、B787、B767が並んでおり、羽田らしい雰囲気だった。

さて、18番ゲートから女満別行きに搭乗。B737-800で後方の窓側を予約しているため、ありがたく優先搭乗を利用させていただき、サッサと入ってしまう。

赤紫っぽいヘッドカバーがあったような気がしたのだが、真っ黒のインテリア。

外は生憎の雨模様。隣にはスカイマークのB737-800が駐機していた。

タキシング中にAIRDOのロコンジェットと遭遇。

北向きの離陸なので、左下にお台場を眺めながら上昇していく。

羽田が雨模様だったことから、上空も雲しか見えない景色が続いた。こんな時は睡眠時間に充てたいところだが、こういう時に限って寝付けないもの。そもそも、アルコールの入っていない状態で飛行機で寝られること自体、稀である。

機内の様子。前の方は二人以上のグループがあったりして半分ぐらい席が埋まっていたのかもしれないが、後ろの方はガラガラ。女満別空港の到着時に急いだとしてもその先は同じなので(飛行機からの乗り継ぎ客を待ってからバスが出発するため)、普通席ならば空いている後方にするのがベター。

雲が無くなってきた頃、ちょうど北海道が見えてきた。ちょうど襟裳岬が見切れるところ。

北海道の上空に来たら、だんだんと降下しながら、オホーツク海側に抜けるため縦断する。帯広の市街地を確認した覚えがあるが、写真には納めておらず。基本的に山の景色だが、合間に「こんなところに人が住んでいるんだ」と思うような住居を見て不思議に思う。

ひときわ高く、雪を被っている山が目立つ。あれが大雪山だろうか。

着陸間際に美幌の街並みを見ながら、女満別空港に到着。こちらは良い天気。

女満別空港からは、こちらのバスに乗車して北見駅へ向かう。北見駅まで42分、1200円。

北見駅に到着。前回は暗くてよくわからなかったが、三角形の駅舎が特徴的。

駅を背にして左側に、バスターミナルを含む大きなロータリーが出来ていた。その奥に百貨店っぽい「パラボ」という建物。以前は、パラボの線路側にバスターミナルが併設されていたため、乗り継ぎに3分ほどかかった。

冬季五輪の影響もあり、北見といったらカーリングのイメージが強いだろう。駅のそばの郵便ポストには、カーリングのストーンが乗っており、後ろには実物大のハウスが描かれていた。

北見といえばの第二弾、北海道土産で有名な「赤いサイロ」を販売している清月の本店。北見駅の前の大通りの、一本裏にある。新千歳でお土産を探す気にならなさそうだったため、ここでお買い物を済ませた。

駅前の散策などをして時間を潰し、いよいよ石北本線に乗車である。(次回へ続く)

〜ここまでの旅程〜

  • HND 7:10 → MMB 8:50 JL565
  • 女満別空港 8:55 → 北見駅 9:37 北見バス(時刻は推定)
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