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不十分な神威岬観光【2023年7月:積丹ブルーを目指す旅−4】

12時48分ごろ、神威岬に到着した。

家を出てから7時間ほど、ほとんど交通機関に乗りっぱなしで辿り着いた神威岬。この日のメインディッシュである。帰りは14時02分(か15時31分)のバスなので、1時間強を観光に充てられる算段である。

神威岬の案内。現在地は下の方の駐車場エリアで、図中の⑥のところに女人禁制の門、そこをくぐって「チャレンカの小道」と呼ばれる770mの道を進み、②にある灯台まで行けるようになっている。かなり起伏の激しいところで、片道20〜30分、往復で1時間というのがネットでよくみかける情報。往復して帰りのバスに乗るにはちょうど良い感じだ。

ちなみに、女人禁制の門や、チャレンカの小道などの名前は、神威にまつわる伝説が由来となっている。調べればすぐ出てくるので、ここでは割愛。

とりあえず、左上の方に続く道を上っていく。バスはガラガラだったが、レンタカーなどで訪れる観光客が多く、行列ができるほどではないがそこそこの人がいた。さて、私も道なりに進んでいくことにしますか。

そして辿り着いた女人禁制の門。

「強 風 の た め 通 行 止 め」

というわけで、岬の先の方まで行くことはできなかった。この情報、ここに来て知ったわけではなく、

美国で訪れた観光協会に掲示されていたのだった。今回の旅は、ここら辺については織り込み済みなので仕方がない*。

*ここに行こうと思い立った日に天候をチェックしていたら、この土日は特に強風とのことだった。ただ、これを逃すと夏休みシーズンに入り、行くのもゲンナリしてしまうし、9月に持ち越して「結局今年も行けなかった」となるのは勿体無い。ベストを狙ってタイミングを逃すよりも、ある程度の及第点が取れるならば行ける時に行ってしまった方が良いと考えて、強風が和らぐ可能性に賭けて決行した。

女人禁制の門の先は、尾根に沿って岬の先まで小道が続く。結構な起伏のある道が続いている。

海はこんな感じ。晴れてたら緑と積丹ブルーのコントラストが綺麗に違いない。(黄金岬までは晴れてたのに‥それだけ気候の厳しいところということなのだろうか)

最後に、神威岬を見渡せる展望台を通って戻る。駐車場からも、結構な高さを登ってきている。

岬に行けないとなると時間を持て余す感じになる。バス停や駐車場のあるエリアに食事処があったので、こちらで昼食を取ることにした。

天ぷらそばと、ミニのウニ丼。この時期はウニが旬なので、それなりのお店で食べたいとは考えていたのだが、ここで食べられたのでひとまず安心。

バスまでの残り時間、もう一度女人禁制の門まで行き、ここら辺の空気感を時間ギリギリまで存分に味わった。

というわけで、念願の神威岬にきたわけだが、残念ながら岬の先まで行けずじまい。ただ、いざ岬の近くまで来てみると7割方は満たされた気分になり、「神威岬に行きたい症候群」は不思議と収まっている。神威岬の情報を得て「行きたい」と思っていた思いに、厳しい気候を肌で感じた体験が結びつき、求めていたものに対して一つの答えを得たということだろう。

ま、あそこまで行ってしまえばその先は想像できる、というのが正直なところだが、緑と積丹ブルーの綺麗な景色は絶景だと思うので、これから行かれる方はきちんと天気を調べた上で日取りを決めたほうが良いと思います。

さて、ここでこの旅の目的を果たしたわけだが、乗り物系ブログでもあるので、帰りに羽田に到着するところまでしっかり続けます(つづく)

〜ここまでの行程〜

  • HND 6:25 → CTS 7:55 NH987便
  • 新千歳空港 8:19 → 札幌 8:58 快速エアポート83号
  • 札幌 9:10 → 小樽 9:44 快速エアポート85号
  • 小樽駅 10:00 → 美国 11:20
  • 美国 11:55 → 神威岬 12:48 高速しゃこたん号
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