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2019年7月:ベルギーからのイギリス再訪(その6:ゲントStay)

アントワープ中央駅から電車に乗り、17時過ぎにゲントに到着した。前回はこちら↓

この後はホテルに荷物を置き、夕食のために街に繰り出す予定である。

前回の最後に記した、ゲントに向かう電車の中での不在着信とメール。メールを読んで見ると、ゲント駅前にとったホテルからで、「システムトラブルがあったので、君の予約は同じ系列ホテルの別のところ(旧市街の方)になったよ」というものだった。とりあえず変わった先のホテルの方に直接行けば良いようだ。この後、泊まったホテルの周辺で0時ごろまで飲んでいたため、むしろ私にとって好都合の変更だった。

旧市街は駅から離れているので、駅前からトラムに乗る。駅から旧市街へは1系統に乗って10分ほど、駅前の2番乗り場から出ている(駅から一番アクセスのいい乗り場)。

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乗るトラムは、1系統のEvergem行きもしくはWondelgem行き。トラムの行き先は観光客にとって馴染みのない地名であることも多いので、スマートフォンに頼りながら進む感じとなった。前回のイギリス旅行では友人がgoogle mapで調べながら電車に乗っていたが、私もこの旅行で初めて頼りとさせてもらい、その有用さを思い知らされることとなった。

上の写真で、人がいるあたりに券売機があったため、チケットを購入した。選択肢が「オランダ語」「フランス語」「ドイツ語」だけで戸惑ってしまった。冷静にドイツ語を選んで無事1日乗車券を買えたのだが、もしかしたらデフォルトが英語表示だったような気もしており、言語を選ばなければならないことはなかったかもしれない。トラムが来たら、車内の黄色の改札機に一日乗車券を通して印字させる。ここらへんの作法は前もって調べたから大丈夫。

トラムは石畳の細い道を通りながら進み、私の降りる駅である「コーレン・マルクト」に到着した。そこから大聖堂や鐘楼を眺めながら徒歩5分ほど歩き、市庁舎を過ぎたあたりにホテルが見えて来た。

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今回お世話になるのは有名チェーンのNHホテル。海外のホテルを自分でとるのは初めてなので、ハズレを引きたくないと思ってこちらにした。色々と英語に不自由しながらもチェックインし、部屋で休憩。ようやくここで気を緩めることができる。

部屋はとても広く、寝るだけでベッドとキャリーバッグを広げるスペースがあれば十分の私にはオーバースペックだった。

この後、こちらに滞在の方と19時から夕食の予定。30分ほど時間があったのでテレビを見たりして時間をつぶした。公用語が3つあるベルギーはどういう番組構成になっているのか気になったが、会話から言語を特定する術がなく、結局わからなかった。

無事に知り合いと落ち合え、そこからお店に向かった。

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行く途中でまた広場。お店までの記憶が曖昧で、後で調べてもここがどこにあたるのか特定できないのだが、おそらくグローテンマルクト。

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夕食のお店はこちら。ベルギーに数店舗あるAmadeusのゲント1号店。

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早速ベルギービールで乾杯。銘柄も知らないのばかりだったため、何種類か試してみた。

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こちらのお店で有名な、スペアリブとポテトのグリルをいただいた。リブは骨があって食べにくいが、美味しい。お昼を食べていなかったので、それぞれもう一つ食べた。

近況報告などをしているうちに、気がつけば22時ごろと結構な時間になっていた。

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周りはこのような青空だったので、そんな遅い時間だとは気がつかなかった。夏のヨーロッパは遅くまで明るく、楽しい気分になる。夕食を共にした方の考察では、ヨーロッパは日が長い期間が短いので、こういう時にみんな屋外に出て楽しむ習慣があるそう。確かに、アントワープではどの店も屋外にテーブル席を出しており、そこでワイワイしていたような気がする。

夕食を一緒にした方、数日前に別の飲み会が急遽入ったものの、私との夕食の約束を既にしていたので断ったそう。そちらが二次会をやっているとのことで、22時過ぎにこの店を後にして合流することになった(私も関係者)。その店は特大ビールを頼むと店員が靴を没収して吊り下げておく(逃げられないように)らしいのですが、ここらへんから店名の記憶なども残っていない。その後は流れるように三次会に行き、川沿いのパブみたいなところでショットを何杯か飲みながら談笑し、0時頃解散。ここまでのことは想定しておらず、ホテルが旧市街の方になっていてむしろ良かった。

後日追記:二次会のお店は本当に記憶から消えていますがおそらくDe dulle grietに行ったのではないかと思います。三次会のお店はフルーツのジンが多種類おいてあったのと、川沿いの立地からして’t dreupelkotだと思います。最初に行ったAmadeusも含め、どれも有名なお店のようでした。

余談だが、この二次会で会った人の中に、私をホテルのチェックイン時に見たという人がいた。確かにあの場には私の他にその方がいたぐらいだったし、英語を何回も聞き返したり、言いたいこと言えてなかったりして苦労している日本人がいるということで目立ったんだろうと思う。

これでヨーロッパに来ての1日目は終了。朝のJAL便から寝ていなかったのが、気が張っていたので0時まで普通に活動できた。げっそりした前回のイギリス1日目とは違い、1日を有効活用できたので今回の戦略は大成功だった。ただホテルに着くと同時にグッと疲れを感じ、すぐに就寝。ホテルなどの環境での寝付きが悪いので、なんとなく寝たり起きたりを繰り返していたが。 

(つづく)

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