秋芳洞を目指す旅。まずは飛行機にて福岡空港にやってきた。その様子はこちら↓
8時55分頃に福岡空港に到着したら、飛行機の余韻を味わう間もなく地下鉄乗り場に直行した。
次は9時ちょうど発の姪浜行き。その下にある「快速 西唐津」を見て、唐津〜伊万里〜(松浦鉄道)〜佐世保と回ったほうが面白いのではないかと10秒ほど悩んだ。ただこのルートのうち唐津〜伊万里の筑肥線は1日10本もないような路線(しかも日中が極端に少ない)である。昔同じことを思って調べた時に、乗り継ぎがうまくいかずに却下したことがあるような気がしたため、今回はすぐに正気に戻った。
福岡市交の姪浜行き。人はまばらであった。
福岡空港から乗ること2駅、博多に着いたらそのまま新幹線乗り場へ直行。指定席は地下鉄の中で押さえてある。
乗車するのは9時15分発の「のぞみ東京行き」。
旅行グループをちらほら見かけたぐらいでほとんど人がおらず、せっかくなのでA席を取った。
羽田空港から福岡空港へ飛行機で飛び、その20分後には東京行きの新幹線に乗って帰京したのでした。おしまい。
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なんて事はもちろんなく、30分ほどの乗車で新山口で降車した。
新山口の在来線側の跨線橋から。
さて、今回の旅のスケジュールでは「飛行機が早着したこと」が鍵となった。
これが接続の時刻表(ダイヤ改正前なので最新の情報ではない)で、青字が実際に利用したものである。今回は新山口で27分の乗り継ぎでバスに乗り、秋芳洞で1時間30分の観光時間を取った。
通常、9時ちょうどに福岡空港に到着する飛行機から乗り継げるのは9時43分の新幹線であると思われる。その新幹線に乗ると秋芳洞に到着するのは11時44分。すると、帰りのバスが41分後か、その2時間30分後のどちらかになってしまう。帰りの飛行機が17時05分であることを考えると14時55分に出るバスは避けたほうが良さそう。かと言って、その前のバスに乗るために41分で秋芳洞を観光できるのか自信はなかった。41分で戻るつもりにしておいて、もし間に合わなければタクシーに乗ればいいや、という感じにしていた。そんな中、9時15分の新幹線に乗れたのは嬉しい誤算だった。早着+ファーストクラスのコンボでなければ成り立たない旅程だったのだ。
・・・通常は「飛行機を決めてから行くところを決める」のではなくて「行くところを決めてから飛行機を決める」ような気がしてきたが、気にしない。
さて、秋芳洞へのバス乗り場は新幹線側の出口とは逆側にある。新山口駅に来たのは今回が2回目だが、前回はバス→新幹線の乗り継ぎのみでの利用であり、どのような街であるのかよくわからない。以前来た時よりも街の雰囲気が随分と大人しくて違和感があったが、新幹線側にあったバス乗り場はこちら移設のうえ集約されたようだ。
新山口駅では案内所に券売機があるため、あらかじめ秋芳洞までの切符を購入し、こちらのバスに乗車した。バスの中で小銭を扱うのは面倒なので、券売機があると有難い。
乗客は10人程度と少なかったが、これが世の中の情勢によるものなのか、平日の昼間だからなのかはわからない。バスには40分ほどの乗車。
秋芳洞のバスターミナルに到着した。ここからは新山口駅の他、湯田温泉や美祢駅、萩など各方面へバスが出ている。
ここからは秋芳洞の観光に入るので、一旦区切っておく。
(続く)
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