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2021年10月:秋芳洞への旅(その6:締めはANAのプレミアムクラス)

福岡空港には16時前に到着した。前回はこちら↓

搭乗する飛行機は17時05分発である。いつもなら保安検査場に直行するところだが、搭乗する飛行機が羽田から到着する頃ではと思い、展望デッキに上がってみた。

ちょうどタキシングしてきたB787。横から見るとずんぐりむっくりな感じだが、この角度から見るとノーズがスマートで、現代らしいデザインの飛行機である。こちらの折り返し便に搭乗する。

隣にはJALのA350が駐機していた。B787とA350はコンセプト的には競合する機材である。この角度からスポットを眺めると、ANA、JAL、SKY、FDA、Peachと綺麗に並んでいて、福岡空港らしさを感じる。

搭乗する飛行機がスポットインしたところで展望デッキを後にし、制限区域に入ることにした。

JALとANAの入口が並ぶ福岡空港。過去に3回訪れた際にはJALのエントランスを利用したが(2回はブログ掲載済み)、今回は初めてANA側を利用する。JALは室内で「ダイヤモンド・JGCプレミア専用」と「JGC(それ以外)」に動線が分かれていたが、ANAは特にそのような区別は無かった。ラウンジへもANAの場合は室内から直通で行くことができる(JALのJGCエントランスからは、一度外の通路に出て回り込む必要がある)。

搭乗開始まで、こちらのANAラウンジにお邪魔してみた。

ラウンジ内は、完全に自習室スタイルとなっていた。作業するには良さそうな環境である。

せっかくなのでビールを一杯。4銘柄のラインナップ。

窓に近いソファー席で一服。ラウンジでのアルコール提供は少し前まで休止状態だったが、やはりビールがあるのとないのとでは違う。

しばらくラウンジで過ごし、搭乗が始まった頃を見計らって8番ゲートに向かった。

この頃はまだ優先搭乗は無く、座席の位置によってグループ化されている。今回はプレミアムクラスなのでグループ4以降であり、搭乗も後半の方になるため急ぐ必要はない。なお、同じグループ内でもステータスを持っている人は専用の列が設けられていた。

今回の機材は78M。国際線機材だが、2020年以降に国内線での正式な運用が始まった。プレミアムクラスの座席は近距離ビジネスクラスとして使用されていたもので、42席(6席×7列)も設置されている。その配置も、一番前のキャビン(第1ドアと第2ドアの間)に4列しか設置していない「ゆとり仕様」となっており、ゆったりとくつろぐことができる。今回は直前の予約だったが、席数のおかげで78Mのプレミアムクラスが取りやすかったこともあり、こちらの便に乗ることになった。

離陸後、夕食が運ばれてきた。17時05分発なので、ぎりぎり夕食の時間帯に入っている。

「乃木坂 しん」監修の和定食。メインは豚バラ肉の唐揚げ。

和食だったが、お供はスパークリングワイン。羽田ー福岡のような幹線ではスパークリングワインではなくてシャンパンの提供で、2020年に修行した時はメニュー表にあったような気がするが、無くなってしまったようである。

窓側でもないので大人しく読書をしながら過ごし、羽田に到着した。都心上空経路での着陸も期待していたが、34Lなど他の着陸経路だった。窓側だったのでどのみち景色も見えないので、早く着く経路に越したことはない(都心上空経路は時間がかかる)。

以上で秋芳洞の旅は終了。この旅の1番の目的は飛行機に乗ることだったため、行き先については「どこか行きたいと思えるところはないかなあ」などとずっと悩んでおり、なんとなく気乗りしないまま秋芳洞に向かうことにしたのが実際のところ。しかし、いざ訪れてみると想像以上の自然美に圧倒され、「一度は訪れておくべき」と思うまでに至った。あまり「あそこも行ってみたい、ここも行ってみたい」などとは思わない性格なのだが、「色々と足を運んでみないことには何もわからない」ということを学んだのが今回の旅であった。

(おしまい)

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