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2022年夏:長崎県を巡る旅(JL335便:HND→FUK搭乗記)

今回の旅の概要は前回の通り↓

前回書いた通り1泊2日で五島に行く予定であったが、博多で前泊してから行く行程に変更した。翌朝に、五島行きの飛行機の初便に搭乗するためである。前泊すると宿泊代がかかってしまうばかりでなく、不自由な状態で一晩拘束されてしまうので、前泊をせずに済む方法があればそうしたかったところ。しかし、五島行きの飛行機の空席待ちが取れたのも、もしかしたら羽田の初便では間に合わないという事情があったかもしれないわけで、まあ仕方ないと割り切るしかない。それにしても、旅行好きの人でこんな発言をするのは少数派だろうか。

搭乗するのは、福岡行きのJAL最終便(19:35発)。夕方いつ家を出られるかわからなかったことから、とりあえず最終便を予約した。これに間に合わないようならば北九州行きを購入し直すつもりでいた*が、無事に間に合う時間に家を出ることができた。

*福岡行きの1時間後ぐらいにJALの北九州行きがあり、それに搭乗すれば新幹線を使って博多まで到達できる。その後にはSFJの北九州行きもあるので、最悪の場合そちらを利用して小倉にでも泊まり、翌朝福岡空港に向かう手もあるが、この時期のSFJ最終便は欠航していたかもしれない。

目次

DPラウンジ@羽田空港

羽田空港の第1ターミナルにやってきたのは19時ごろ。最終便の出発の40分前と、なかなかいい時間になってしまった。

ピンボケしてしまったが、空港名物、出発案内の電光掲示板。

第2ターミナルでは、この記事を書いている時点で既に撤去されてしまっている。てことは、あれって空港の運営会社ではなく、航空会社の管理だったのか?ANAの場合はチェックインが義務になってしまったため、そこで確認できるのでわざわざコストをかけて掲示する必要なくなったということなのだろう。

まあ至るところに案内があるから、動線上にうまく配置されていればいいのだろう。

さて、羽田空港ではDP用の入り口とJGC用の入り口が並んでいる。今回利用するのは手前のDP用。

その中から直結するこちらのラウンジで、出発まで過ごすことにした。福岡線なので、今回は南ウイング側のラウンジに潜入。

左下のレセプションからラウンジに続く通路を進む。ちなみに、国内線用のラウンジとしては珍しくシャワーがあり、レセプションのすぐ横(「←サクララウンジ」と書いてあるあたり)にあり、サクララウンジと共用として使用できるようだ。今回のような夜間利用の際には使用してみたいと思った。

ラウンジに入って右側のラウンジエリア。羽田のサクララウンジはクオリティが高すぎるので、それと比べるとなんとなく見劣りしてしまうように感じるのは私だけだろうか。最終便に近い時間帯なので、滞在している人はほとんどいなかった。

搭乗開始まで10分程度しかなかったが、とりあえずビール。プレモルや一番搾りなど4台並んでおり、銘柄もサクララウンジとは差別化されている。

さりげなく、ウイスキーと製氷機が並んでいたのは少し気になった。

手ブレしてしまったが、軽食コーナーにも手を出してみる。メゾンカイザーのパン(デリスブランとクロワッサン)と、JAL特製の焼きカレーパンが並んでいた。お目当てはこちらのカレーパン。

というわけで、軽い食事。この写真を見て、さらにハーゲンダッツも取っていたのかと我ながら呆れた。だがすぐに、福岡に着いた後にご飯を食べる予定が無かったので、少しでもお腹を満たしておきたかったという事情があったのを思い出した。

適当なところでラウンジを後にし、搭乗口に向かった。

JL335便に搭乗

搭乗するのはJL335便。福岡空港にへの到着は21時30分であり、22時の門限からは少しだけ余裕を持った最終便。なお、この少し前にJL333便が出発しており、立て続けに福岡へ大型機が飛ぶダイヤになっているが、門限のある福岡行きならではの運用のように感じる。(それか、ひょっとしてインボラが集まらずに時間切れとなって欠航したことがあったので余裕を持っている?)

搭乗する機材はA350-900。福岡線ではお馴染みの機材となってきた。

今回の座席はこちら。Fクラスでございます。

2列目の窓側。この日のFクラスは3〜4人程度であった。

外はあいにくの雨模様で、夜の滑走路を眺めることはできなかった。

JALは夜間離陸の際に滅光する。昔は薄暗くする程度のこともあったような気がするが、最近はしっかりと暗くしている気がする。モニターに映る夜景にムードが出てくる。

いよいよ離陸。この写真を見ると滑走路が22のように見えるのだが、夜間にこちら向き(海方向ではなく、川崎・横浜方面)の離陸をしたのだろうか。

離陸後、眼下に光の絨毯が見えているので、本当に22から離陸したのだろう。

水平飛行になったら、おまちかねの夕食。

羽田発便なので、左側。メインディッシュがローストビーフの洋食のようだ。今回は栃木県のレストランのシェフが監修*ということで、那須野ヶ原の和牛が使用されている。

*ファーストクラスの食事は月替わりで一つの都道府県がピックアップされ、そこに因んだレストランのシェフが監修をする。メニューは3種類あり、一月を3つに分けてローテーションしている。

サーブされた夕食。お供はシャンパンにした。

さすがに小振りだったので、追加で「うどんですかい」を頼んだ。お湯を注がれ、カテラリーやお手拭きがきっちりとトレイにセットされてサーブされた。カップ麺といったら時間のない時に割り箸でかき込むもの、というイメージなのだが、ファーストクラスともなると立ち振る舞いが違う。

左の方のかまぼこには飛行機が描かれているのだが、この写真では見えにくいか・・・

うどんですかいを食べた後は、シャンパンのおかわりと共におつまみ。

搭乗中、シャンパンは結局三杯ぐらい頂いただろうか。着陸態勢に入る直前までシャンパンのおかわりを勧められたが、途中で遠慮してしまった。人数が少ないからか、開けてしまったシャンパンがこの便限りになってしまうからか、飲ませようという雰囲気だった笑。

おつまみを食べながらふとモニターに目をやると、もう岡山を過ぎたあたりであった。Fクラスは食事などしているとあっという間に時間が過ぎてしまう。残りの時間は、シャンパンをちまちま飲みながら過ごした。いつも夜に乗る羽田行きの便と比べ、福岡行きの便は陸地の上をずっと飛ぶので街並みの景色を楽しむことができる。

着陸態勢に入り、しばらくすると福岡の街中の景色が広がってきた。そのまま何事もなく福岡空港に到着した。

ホテルグランビュー福岡空港

今回は、福岡空港の北の端から徒歩7~8分程度の距離にあるホテルを予約してある。飛行機が到着口が北側の方で、ホテル寄りだったのはラッキーだった(地下鉄の目の前の到着口は南側で、それとはターミナルの反対側)。

ターミナルを出て左側に歩いて行くと歩道橋があるのだが、目的地は目立つ感じでそびえたっていた。

実際にはホテルの入り口まで少し回り込む必要があり、そこは面倒なところ。

歩いていても実感したが、この周りには夜間に食料を買えるところが無いのは注意すべきところ。必要なものは空港内のコンビニなどであらかじめ調達しておく必要がある。福岡空港に着くまでになるべくお腹を満たしておこうと思ったのはこのためである。

お部屋はスタンダードなシングルルーム。寝るだけなので特に問題ない。

今回のホテル選び、空港アクセスが抜群なこちらにしようか、博多や祇園の方にしようか悩んだ。博多や祇園に泊まれば夕食などにも不自由しないのだが、翌朝に空港まで戻るのが面倒に感じたのと、翌日友人と飲み歩くことが想像できたためこの日は大人しく寝ようと思い、こちらのホテルにした(まあ、選択肢が多過ぎても迷うだけだし、7時ごろには空港に着きたかったので6時30分ごろに朝食を食べられるホテルを探すのも面倒だったし・・・)。ただ、空港利用者に重点をおいたこのホテルは翌朝出発する人にとってはとても便利。朝食も早い時間からやっているし、空港までの送迎サービスもある。

ちなみにホテルには売店があり、カップ麺などを買うことができる。結局、カップ麺を一つ買い、お腹を満たして就寝した。

(続く)

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