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2021年10月:秋芳洞への旅(その5:九州に来たらやはり885系に乗るのか)

昼食を食べ終えて小倉駅に戻ったのが14時20分ごろ。前回はこちら↓

小倉からは在来線で博多駅に戻る。新幹線だと早すぎるというのもあるが、この時期の昼間の特急は1時間に1本程度であったため、「特急がちょうど良い時間に来るから在来線にした」というのが実際のところである。改札前で急いでネット予約をし、券売機で受け取ってから入場した。

なお、九州で特急に乗る場合、直前の購入だとしても余裕があればネット購入を介すとだいぶ安くなる。小倉→博多を普通に買うと、新幹線は2160円(自由席)、特急だと2440円(指定席)か1910円(自由席)である。これをネットで直前に購入すると、新幹線は自由席だと割引無しなのに対し、特急は指定席・自由席問わず1470円となる。乗車券が1310円なので160円で指定席特急券を購入できることになる(新幹線の指定は高くて現実的ではないので省略)。切符は券売機で受け取れるため、数分の時間があればネットで購入して券売機で受け取ってからの乗車がオススメである。

ちなみに、小倉→博多は新幹線がJR西日本、在来線がJR九州の管轄であり、競合区間となっている。JR九州としては新幹線に乗られても一銭も落ちてこないので、特急に乗って欲しいところなのだろう。所要時間は15分vs50分と圧倒的な差であり、本数的にも新幹線が優位であるが、値段が3分の2となるとどちらに乗ろうか悩ましいところ。もちろん、鉄道ファンの私は車両や気分で決めてしまうが。

というわけで降り立った在来線の小倉駅。JAの番号が2つ付与されているが、JA28は博多から門司港までの通し番号の一環で、JA51は小倉から下関までの山陽本線乗り入れ系統に付与されている番号の一つ。

乗車するのはソニック32号。戸畑、香椎にも停車する、非速達型。戸畑にも停まる列車があるとは知らなかった。

向かい側には下関行きの415系が待機していた。

やってきたのは元かもめ編成の885系。ソニックは883系の運用の方が多かった気がする(通常時)が、この日は運良く白いソニックがやってきた。

今回も1号車に乗車。旅の流れでグリーン車にすることも考えたが、あまりいい思い出がなく、また普通車が特に混んでいるわけでもなかったので、今回は普通車にした。1号車のドアを入って左側(先頭車側)がグリーン車、右側が指定席。せっかくなので2号車のギャラリーを見ながら1号車にまわることにした。

「かもめ」編成なのでギャラリーは墨書。なかなかソニック編成の墨画に出会わない。

コモンスペース。作りがゆったりとしている。

1号車の指定席に潜入。またもや半室のこじんまりとした空間。

シートは革張り。初めて車内に入った時には革張りの高級感に圧倒されたものだ。しかし皮素材は滑りやすいので座り心地に評判が良くなく、モケットに変更された編成も出てきている。(ツルツルと前に滑ってしまうため足で踏ん張るのが大変だった、というのが初めて長崎本線で乗った時の思い出)

道中は適当に右側の車窓を眺めて過ごした。戸畑では1年前に通った若戸大橋が見えた。

青いソニック883系ともすれ違った。あちらには1回しか乗ったことがない。

前回の旅で貝塚駅が鹿児島本線のそばにあることを知ったので注意してみていたら、西鉄の貝塚駅をしっかりと確認することができた。

そして50分ほどで博多駅に到着。乗車を楽しむにはちょうどいいぐらいの所要時間である。この写真を撮ったのが15時40分であり、空港に向かうのにもちょうどいい時間となった。

早速、地下鉄に乗って福岡空港に直行した。

(続く)

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