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2022年春:B772に乗りに九州まで行ってきた(その2:JAL SKY SUITE III体験記)

JL303便にて福岡空港までやってきた。

その時に搭乗した機材がJAL SKY SUITE III搭載のB772だった。

B772なので、搭乗時はボーディングブリッジが二手に分かれる。左側に進んでL1ドアから機内に入ると、パーティションだらけの空間が広がっていた。

この角度から見るとパーティションだらけで、ものすごく狭いところに詰め込まれてしまうのではないかという感覚に陥ってしまう。構造物が多いとそれだけで圧迫感になる。

窓側の座席。JAL SLY SUITE IIIは全て座席は進行方向から少し斜めになっている。斜めに離陸滑走するのは違和感がありそうな気もしていたが、実際は、よほど注意を向けてないと気にならない感じであった。

前回にも掲出したが、ここの座席はこのようになっている。コンパクトな個室。

座ってみた感じ。少し背の高い方だと頭が少し見えるが、基本ブース内に収まっている感じ。他の乗客が目に入らないようになっている。

座席周り。正面にでかい画面、左には倒して引き出すタイプのテーブル、右側には物置スペース。

実際に座ってみたところ。正面にある画面まで遠いので、基本的には画面に直接タッチするのは大変で、手元のリモコンで操作することになる。

左側のテーブルは、倒してから自分の正面に引き出す感じ。

窓側の物置スペース。ある程度の広さがあって良いが、少し窓までが遠い。窓の外を覗き込むのが大変であった。

こちらにも収納スペースがあり、三角形の形状ながらちょっとした小物入れには良さそう。開けると照明がつくところも、夜間で滅光している機内などでは良いかも。

一通り設備を観察したら、座って背もたれに寄りかかってくつろいでみた。その状態での周りを見ると、(あえて気にしようとしさえしなければ)人の気配がなく、案外プライベート感があった。座席自体が通路から遠ざかる方に向いているのもあって、左側がオープンの割にはさほど気にならなかった。

通路側には、このような三角形のオブジェがあり、

上に引き出して肘掛けにすることができる。中が空洞になっているので、ペットボトルなどを入れることもできる。

座席のコントローラー。今回は特に試さなかったが、マッサージ機能も付いているようだ。

せっかくなので、フライトの最後の方ではフルリクライニングにして過ごした。エコノミー民としては、これで休んで海外に行けるのが羨ましい限り。JAL SKY SUITE IIIは他のverに比べると座席が狭かったり、一部の座席ではベッドの高さが低かったりして評判が良くないようだが、私からしてみればビジネスクラスに乗れるだけでも十分。詰め込み仕様の座席というイメージからすると、よく工夫されているように感じた。

なお、B787-9に搭載されているJAL SKY SUITE IIIはマイナーチェンジしているようで、そちらはまたどう感じるのか試してみたいところ。これならある程度お金かけてもいいかな・・・

さて、次回は九州内のお散歩に移ります。

(続く)

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