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2019年7月:ベルギーからのイギリス再訪(その2:JL041便 HND-LHR)

羽田空港のサクララウンジで出発の時を待った。

前回の最後にも触れた通り、ラウンジを退室して散歩がてら両替所に向かうと、搭乗ゲートからのアナウンスで自分の名前が呼ばれていた。行ってみると、御察しの通りインボラにより新しく発券されたチケットとの交換であった。翌朝に欠航するブリティッシュエアウェイズから振替えてくる搭乗客が多く、玉突きでアップグレードされた模様。チェックインカウンターでエコノミー間で席を変えようと思って尋ねたら「ほぼ満席なので四人席の真ん中しか空いていない」と言われたこともあり、玉突きによるアップグレードなど起こり得ないと不思議に思ったが、そういった背景によるものだと思われた。

思わぬ幸運で、エコノミーからプレミアムエコノミーへとインボラ当選した。非常口座席がとれなかったので、機内で寝られるか心配していたが、プレエコに乗れるのは助かった。(購入当初は、夜だからどのみち寝られるかと思い、エコノミーにしていた)

1時半すぎ、やっとのことで搭乗。いつも22時には寝ていたため、ここまで眠気をこらえるのが大変だった。 

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112番ゲート、ラウンジのほぼ目の前。 

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 今回はB787-8と小さめの機材なので、Fの設定はなく、C、PY、Yの3クラスである。PBPも一つしかない。

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こちらの通路側が、本日の座席。インボラなので3列席の真ん中などになるかと心配していたが、通路側の席に割り当てられた。

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しかも、バルクヘッド席。通路側であるうえに、窓側の人の出入りも気にならない、この上ない席。

バルクヘッド席の難点は、離陸するまで機内エンタメを利用することができないこと。寝付きのためのオーディオをかけるまでしばらく待たなければならない。最初は「離陸するまでだけだから問題ない」「その間は離陸経路を観察していれば良い」と思っていたのだが、その離陸までが異様に長かった。機内が真っ暗に滅光された状態で、数十分ほど離陸待ち。ログブックを見返したら離陸したのは2時30分頃とあり、30分ほどかかったようだ。混雑する時間帯でもないのに謎である。噂では、定刻に出発してそのまま離陸するとロンドンに早く着きすぎ、門限に引っかかってしまうので、少し時間稼ぎしていると聞いたこともある。

寝たり起きたりを繰り返しながら出発から経過すること約8時間半、現地で2時半ごろだろうか、朝ごはんの時間がやってきた。

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目覚めの一杯。せっかくプレミアムエコノミーになったので、エコノミーでは飲めないシャンパンにした。

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U-35シリーズの食事、9ヶ月前のロンドン線とは異なるメニューだった。

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朝から食欲をそそるメニュー。

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デザートはハーゲンダッツ。これは初めて食べる味。 

機内食はこの一食のみ。この飛行機は日本時間の朝2時に出発し、ロンドンの朝6時過ぎに到着するので、機内で過ごす時間は長い夜にあたる。ほぼ睡眠していると思われるので、コンパクトなサービスで十分なように感じた。むしろ、ロンドンに着いてから精一杯活動するためにも、ここでぐっすり寝られる環境であることが重要である。通路側席でもあるので、機内食の時間以外は睡眠に充てた。

さて、ロンドンにほぼ定刻に着いた。最初の目的地はベルギーであるため、ブリュッセル行きのフライトに乗り継ぐ。

(つづく)

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