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2019年7月:ベルギーからのイギリス再訪(その3:JL6527便 LHR-BRU)

JL041便にてロンドンに到着した。

ロンドンの到着は、ターミナル3に6時25分。次のブリュッセル便はJALのホームページでとったのでJL便名がついているが、運行はBAであるため、 BA専属ターミナルであるターミナル5に乗り継がなくてはならない。ブリュッセル行きまでちょうど2時間ほどの時間が確保されている。※スルーチェックインしているので、荷物はBRUまで通し。

ヒースローの案内は、概ね紫色の看板の「Flight Connections」の案内に従えば簡単に乗り継ぐことができるようになっている。入国などの案内は黄色、乗り継ぎはヒースローカラーの紫で統一されていて、わかりやすい。降機してから入国審査の方へ向かうのは全員共通だが、最後の入国審査の手前で別れ、バスの発着するフロアに階段を降りることになる。

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乗り継ぎ専用フロアにはずらっと乗り継ぎ便の表示。さすがヒースローといわんばかりの発着便数。ここで乗り継ぎ便の出発ターミナルを確認することになるが、BA便なので普通にターミナル5。

この案内板の場所からすぐのところにバス乗り場がある。行き先のターミナルごとに分かれているため、ターミナル5行きのバスに乗る。ちょうどバスが出そうな感じだったため、すぐ飛び乗った。

バスを降りてエスカレーターを上がると、やがて国内線と国際線とで経路が分かれる。国内線に乗る場合はその前にイギリスへの入国審査を済ませる必要があるが、今回のように国際線に乗り継ぐ場合は保安検査を受ければ終わりである。ここで注意深く案内をみると「Fast track」があり、ワンワールドサファイア以上を持っていれば利用できる。昔はエメラルド限定だったが、門戸が広がって有難い。

保安検査を抜けると後は搭乗便のゲートに向かうだけである。降機からバス乗り場まで10分弱、バスでの乗車時間が12分、バスを降りてから手荷物検査通過まで12分かかり、全ての手続きが終わるまでの所要時間は40分弱であった。到着便の少ない早朝であること、Fast trackを使ったこと、バスが乗ってから2-3分で出たこと、など条件が良かったのでこれぐらいで済んだが、時間帯などによっては乗り継ぎ時間に2時間以上はあったほうが良いと思われる。今回は結果的に出発ゲートが本館だったので良かったが、「やっとの思いでターミナル5に着いたと思ったら搭乗ゲートが5Bとか5Cのサテライトだった」になってしまうと目も当てられない。

さて、ターミナル5に到着し、まだ50分程度時間があるので、前回行き損ねたラウンジに寄ってみる。

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Galleries clubラウンジ(北側)。ワンワールドサファイアで入室できる。このクラスのラウンジはターミナル5に3箇所ある。

入ったところは結構混雑していたが、奥に結構な空間が広がっており、進むに従って人も減ってきた。適当な窓側にスペースを見つけて落ち着いた。

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7時30分ごろ、朝ごはんをいただく。 

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陣取ったのは、ターミナルの中でも北向きの窓際。写真手前に写っているのはもちろんアルコールの数々。 

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何種類か用意されていた。気持ちいい朝日が差し込むなか飲む気にはなれなかったため、今回はパス。まだ朝なのだが、普通に飲んでいる人もそれなりにいた。

出発の1時間前を過ぎてから搭乗ゲートが発表された。ゲートはA11のようだったので、そちらに向かう。

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A11はターミナルのど真ん中で、吹き抜けのある開放的なエリア。手前のエスカレーターは、サテライトへ行くためのもの。

搭乗までの最後の時間つぶしはこちらで行ったが、せっかくなのでフォートナム&メイソンのカフェバーに立ち寄ってもよかったかもしれない、(ここよりも少し左手側に行ったところにあった)

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 乗る機材はA319。

この便、出発時間が迫っても一向に搭乗が始まる気配がない。なんとなくスタッフが慌ただしいような気がしたが、どうしたのかよくわからない。ただ、いざ搭乗が始まるとその謎は解けた。

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PBPが故障しており、一度エプロンに降りてからタラップで搭乗する方法になった。まさかヒースローでタラップ搭乗するとは思わなかった。

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ぞくぞくと乗ってくる。最終的に機内はほぼ満員。なお隣には、BA専用となっているターミナル5のなかで異色の存在、イベリア航空が駐機している。

飛んでしまえば所要時間は1時間ほど。このような風景のまま、空港に到着した。入国審査(目的と、どこに行くかだけ聞かれた)を終え、荷物を受け取ったら早速ベルギー観光に向かった。

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さて、このBA便、9ヶ月前にロンドンからフランクフルトに行った時と「搭乗ゲート」「機材のレジ番」が同じというどうでもいい奇跡が起こっていた。人生で2回目のBA便なのに、最大手の航空会社(A319に限っても40機ほど保有)の、ヒースロー空港からの搭乗でかぶるのはなかなかレア。残念ながら座席は二列ぐらい違った。

そういえば同じような写真撮ったなあと思い、過去の記事を遡ってみると確かに9ヶ月前に同じ行動をしていた。

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(再掲:A11ゲート)

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(再掲:9ヶ月前のA319。レジここからだと遠目のアングル)

さて、乗り物ブログなので目的地のベルギーまで3章を費やしたが、ここからがベルギー観光である。

(つづく)

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